日本三霊山のひとつである標高2702mの「白山」の南東部、柳谷にある「不動滝」は、滝壺横に不動尊が安置されていることから名前が付けられています。
白山の登山口である別当出合から「砂防新道」の途中で見ることができ、落差70mを二段になって流れる滝の下流には地滑りブロックが高く積まれた全国でも極めて稀な高山地帯の地すべりが発生している場所です。
室堂直下の「万才谷」から浸みだした水が、不動滝の上部「柳谷」に溜まり「甚之助谷」の地滑りを引き起こしているために地すべりの移動を抑えてる為[万才谷排水トンネル]が2022年に完成しました。

訪問日:2025年9月
白山の登山口である別当出合から橋を渡って「砂防新道」を歩いていきます。

遊歩道はきれいに整備されているので歩きやすいですが、石などがある登山道ですので、トレッキングシューズの方が安全です。

登山口から1時間ほど歩いていくと急域な山の斜面に崩れた岩肌が見えてきました。

下流部分は地滑りブロックが何段にも積まれていて崖崩れを防いでいることがわかります。
水が氾濫して麓の白峰地区に甚大な被害が発生した過去があるようで地滑りを抑えるために何十年も工事をしているとの事です。
私が訪問した時も頻繁にヘリコプターが行き来していました。

滝の近くに行く道はありませんので、遠くからしか見れない滝となります。
大きく削られた絶壁をよく見ると水が流れているのがわかります。

水の量を多くしてしまうと崖崩れが起きてしまうのでこの滝に大量の水を流さないようにしているのだと思います。

滝として水が流れる迫力ある姿はありませんが、絶壁の崩れた岩肌が素敵でした。