実際に訪問して体験した長野県の滝の情報をまとめて紹介しています。
滝 〖長野〗流れるお湯が岩壁を染める「姫川温泉 温泉滝」を見に行こう!
長野県小谷村と新潟県糸魚川市の県境を流れる姫川沿いに湧き出る「姫川温泉」は、古くから武田信玄公の隠し湯として切り傷など万病に効くと伝えられ、険しい山と川が作り出した県境のわずかな土地に、昭和の時代に温泉を引いて街を作ったことで「県をまたぐ珍しい温泉郷」が1957年に誕生しました。1960年代は近くに宝生スキー場が作られて最盛期には8軒ほどの宿や飲食店が立ち並ぶ温泉郷として発展しましたが、現在は長野県側に宿と温泉施設で3軒、新潟県側に宿1軒の小さな温泉郷です。使い切れずに余っている温泉を崖の上から流してできている「温泉滝」は、温泉街に供給されているお湯と同じ100%源泉かけ流しの滝です。
滝 〖長野〗秘境・高瀬渓谷の最深部「濁沢の滝」の純白の花崗岩から落下する滝を見に行こう!
大町市の高瀬渓谷は、頻発した水害に見舞われ、昭和44年(1969年)8月の大水害では、葛温泉街の建物が流失し、下流では200軒以上の家屋や広大な水田が水浸しになり甚大な被害が出ました。大水害とほぼ同じタイミングで、東京電力による高瀬ダム・七倉ダムの巨大プロジェクトが本格的に動き出し、昭和46年~昭和54年にかけて巨大な岩を積み上げて作られた日本最大級のロックフィルダムが建設されました。ダムが作られる前は、高瀬渓谷一番の滝と記されるほどの素晴らしい名瀑「不動の滝」が、高瀬ダムから吊り橋を渡るエリアの険しい絶壁にかかっていましたが、ダムの完成に伴ってダム湖の底へ沈みました。高瀬ダム湖の左岸の高い位置に流れていた「濁沢の滝」は、満水になっても水没を免れた真っ白な岸壁から水飛沫を上げて流れ落ちる落差約50mの滝です。
滝 〖長野〗断崖にふたつの巨爆「米子大瀑布」の圧倒的なスケールの滝を見に行こう!
長野県と群馬県の県境にまたがる四阿山のカルデラの断層を流れる米子大瀑布は不動滝と権現滝の総称となり、滝そのものがご神体として崇められ、古くから山岳信仰の修験道の霊場として栄えてきました。根子岳北東麓の標高1500m付近に囲むように続く急峻な岩崖から流れる米子大瀑布は2つの滝の総称となり、権現滝の落差は82m、不動滝の落差は89mあり、日本の滝百選にも選ばれています。米子大瀑布へ繋がる林道が2019年の台風19号で被災し、通行止めになっていましたが、2023年、3年半ぶりに開通しました。
滝 〖長野〗3つの滝が集合した「三本滝」の壮大な流れを見に行こう!
標高3026mの乗鞍岳の麓に広がる乗鞍高原はかつて鈴蘭高原と呼ばれており、標高1200~1800mに広がる白樺林・高原植物・清流のせせらぎ・池・滝と、多彩な自然が広がる高原に流れる異なる三つの沢、小大野川本沢(中央)、支流のクロイ沢(北)、無名沢(南)が、一か所にか所に合流した地点に「三本滝」があります。日本の滝百選にも選ばれている滝の落差は50~60mほど、その昔、乗鞍信仰の修験者の行場であったと言われています。
滝 〖長野〗ねじれながら滝つぼに落ちる「螺旋滝」の迫力ある流れを見に行こう!
木曽郡南木曽町を流れる大滝川の渓谷にかかる複数の滝を総称して「田立の滝」と呼ばれており、1990年に日本の滝百選に認定され、2020年には中央アルプス国定公園に指定されています。天河滝を主瀑とする大小含めて10余りあり、花崗岩壁のてっぺんから崩れるように落差40mを流れ落ちる「天河滝」は、かつての里人たちが神聖視し、雨乞い神事を奉るとき以外は登らなかったと伝わっています。水が渦巻くようならせん状に見えることから名前が付けられた「螺旋滝(らせんたき)」は、落差25mの岩壁から水が途中の岩にぶつかってねじれながら滝つぼに落ちる滝です。2025年7月10日の大雨により道が崩れてしまっており現在は「螺旋滝」より先は通行止めになっています。
氷瀑 〖長野〗大迫力の氷の芸術「米子大瀑布」のブルーに輝く氷瀑を見に行こう!
長野県と群馬県の県境にまたがる四阿山のカルデラの断層を流れる米子大瀑布は不動滝と権現滝の総称となり、滝そのものがご神体として崇められ、古くから山岳信仰の修験道の霊場として栄えてきました。根子岳北東麓の標高1500m付近に囲むように続く急峻な岩崖から流れる米子大瀑布は2つの滝の総称となり、権現滝の落差は82m、不動滝の落差は89mあり、日本の滝百選にも選ばれています。米子大瀑布へ繋がる林道が2019年の台風19号で被災し、通行止めになっていましたが、2023年、3年半ぶりに開通しました。
温泉 〖長野〗展望風呂にうっとり「美ヶ原温泉 翔峰」敷地内から湧き出る自家源泉に入って贅沢な時間を過ごそう!
美ヶ原高原の入口、標高800mの山麓ある「美ヶ原温泉」は、日本書紀に「束間の温湯」と記されており、奈良時代から続く約1300年以上の歴史をもつ由緒ある温泉地です。時代の流れの中で呼び名が変わり、温泉名が美ヶ原温泉になったのは昭和30年代に入ってからとなり、古くからの町並みが残る温泉街には土蔵造りの建物、歴史ある道祖神などが点在しており、国民保養温泉地に指定されています。北アルプスや松本市街地を一望できる高台に佇む「美ヶ原温泉 翔峰」は、毎分150Lの豊富な湯量が湧き出る単独の自家源泉を持ち、県内最大級の大浴場や露天風呂、展望風呂、貸切風呂、ジャグジー、足湯を備えたバラエティ豊かなお風呂を贅沢に楽しめます。
温泉 〖長野〗大自然の恵み「松葉の湯 飲泉」で自然に湧き出る強炭酸の鉱泉を飲んでみよう!
長野県小谷村と新潟県糸魚川市にまたがる上信越高原国立公園にある標高1963mの「雨飾山」は、日本百名山に選出されており、長野県北部に位置する新潟との県境にある「小谷村」は、長野県でも有数の豪雪地帯です。日本海側と内陸側を結ぶ古来からの交易路「塩の道」があり、歴史を体験できる峠越えのトレッキングコースが複数整備されています。国道148号線より小谷温泉に向かってすぐの集落の一角に湧き出る「松葉の湯」は、昭和の初頭頃まで温泉宿がありましたが、現在はその形跡はなく、源泉は石で囲われているのみの状態です。
温泉 〖長野〗開放的な大きな露天風呂「有明荘」でぬるぬるの硫黄泉に癒されよう!
長野県安曇野市、燕岳東側山麓、標高1462mの場所にある「中房温泉」は、江戸時代後期1821年(文政4年)、生糸のつや出しに使うミョウバンを採掘するため一帯に入り、湧き出る温泉を利用して湯小屋を設けて温泉を開発したのが始まりと伝えられています。1件の宿が持っている源泉数と湧出量は日本一を誇り、登録している源泉は29つ、宿の裏山には噴気と湯けむりに包まれた内湯と露天風呂は合わせて27つあります。中房温泉の300m下流で1949年に源泉を発見、1951年「村営有明温泉」が開業し、現在は、「有明荘」として燕山荘が管理運営をしています。
滝 〖長野〗年に1度だけ姿を現す「樽滝」の岩壁から伝う美しい水飛沫を見に行こう!
冬季の積雪が1.5~2mに達するほどの豪雪地帯である長野県木島平村は、北陸新幹線の飯山駅まで車で約15分と、日本で2番目に新幹線の駅から近い村と言われています。村の約8割を森林が占め、樽川渓谷には、1年に1度、5月8日にだけその姿を現す「幻の滝 樽滝」があります。昭和59年の水力発電所の水路改修により水が流れなくなってしまいましたが、復活を望む地元の声により、現在は樽滝のすぐ上流にある「玉瀧(たまたき)不動明王例祭」という戦前から行われている神社の祭りに合わせて放流が行われています。本来、樽滝は、樽川上流の不動明王を祭る神社のすぐ下に位置する二つの滝「雄滝」と「雌滝」をあわせて「樽滝」と呼ばれていました。落差50mの断崖から豪快に流れ落ちる1年に1度の貴重な姿を見ることができます。