長野県と群馬県の県境にまたがる四阿山のカルデラの断層を流れる米子大瀑布は不動滝と権現滝の総称となり、滝そのものがご神体として崇められ、古くから山岳信仰の修験道の霊場として栄えてきました。
根子岳北東麓の標高1500m付近に囲むように続く急峻な岩崖から流れる米子大瀑布は2つの滝の総称となり、権現滝の落差は82m、不動滝の落差は89mあり、日本の滝百選にも選ばれています。
米子大瀑布へ繋がる林道が2019年の台風19号で被災し、通行止めになっていましたが、2023年、3年半ぶりに開通しました。

訪問日:2025年2月
冬はアクセスする林道が車両通行禁止ですので、氷瀑を見たい場合は片道10kmの道のりを歩く必要があります。
雪道を歩くのは難しいので、雪上車で訪問するツアーに参加しました。
林道の途中から雪上車に乗り換えて山を登っていきます。

ガードレールの上まで積もった雪の上を進む雪上車の乗車は楽しかったです。
景色を見ながら30分ほど走って滝前の駐車場に到着しました。
スノーシューとストックはツアーの料金に含まれているので貸して貰えます。
スノシューを装着していざ、散策開始です!

駐車場から滝までは夏季なら20分ほどの距離ですが、1時間ほどかけてスノーシューハイキングを楽しみなが向かいます。

サラサラの上質な雪が降り積もる雪景色を見ながらの散歩は楽しいです。
途中、米子大瀑布の歴史を伺いながら進んでいきました。
橋が現れてこの橋は2019年の豪雨で崩壊したため、再建したと伺いました。

再建された吊り橋は少し揺れますのでひとりづつ渡っていきました。
整備された方々がいなかったら、米子大瀑布を見る事ができていないので本当に感謝しかないですね。

ガイドさんに再建までいろいろご苦労されたお話を伺い、米子大瀑布への愛を感じました。
看板が立っている場所まできました。

看板の先に目を向けると大迫力の米子大瀑布が姿を現しました!

見上げるほど高い絶壁の上に美しいブルーの氷瀑が出現しました。
今まで見た氷瀑の中でスケールが違う氷瀑に感激です。

大きさ、高さも想像を超えるスケールでブルーの美しい氷瀑に心を奪われました。
もっと近寄って氷瀑を観察できる場所があるとの事で、更に登っていくと神社がありました。

神社の裏手に回って更に奥に登っていきます。

昔の方々が建てた石像が立ち並び、そこから少し登っていくと間近に氷瀑がどーんと現れました。

近くから見る大迫力の氷瀑に感動です。
ブルーの美しい氷柱が折り重なって巨大な氷瀑を形成しています。
こんなに落差がある滝の氷瀑を見たのは初めてでしたので、自然の力を目の前で感じることができて圧倒されました。

ずーと見ていたいですが、ガイドさんに案内されて、隣にある権現滝に行ってみると、根子岳山荘の横から遠目に不動滝とは違う鋭い氷瀑でした。

大きな滝が全面氷瀑している姿は自然の力はほんとにすごいなと感服します。

青く輝く氷瀑にうっとりしました。
ここから展望台へ行くとの事で川を渡って高台へ登っていきます。
10分ほど緩い坂道を登っていくと景色が開けてきて、大絶壁が現れました。

広大な絶壁に氷瀑が作られていて、この場所にきて初めて米子大瀑布の本当の大きさを理解しました。
大迫力の絶壁は不動滝、権現滝以外の岸壁からも絶壁が染み出す水から氷瀑が作られており、大迫力の氷瀑でした。

しばし氷瀑に見惚れて眺めていました。

これほどまでに大きな滝が完全に氷瀑して美しいブルーになっているのを見たのは初めての体験でしたので、感動した氷瀑訪問でした。
ぜひ、雪上車に乗って素敵な氷瀑を見に行ってみてください。