〖岐阜〗厳冬期だけ現れる氷瀑「青氷の滝」を見に行こう!

氷瀑
氷瀑

日本列島のほぼ中央に位置し、東西を険しい山に囲まれた盆地からなる飛騨高山は、江戸時代に城下町として栄え、古い町家造りの町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、歴史を感じる伝統的な建造物が数多く残されています。

北に乗鞍岳、南に御嶽山を望む高原地帯に位置する高根町中之宿地域は、古代より高山から信濃国や江戸に通じる街道が通っており、多くの人々が往来し、要所には「口留番所」が置かれ、江戸から地方に派遣される幕府の役人がこの街道を通ったという記録が残っています。

標高約900mに位置する舟渡渓谷の飛騨川沿いに、岩壁から染み出す地下水が冬の厳しい寒さで凍り付いた落差約20m、幅約10mの「青氷(せいひょう)の滝」が現れます。

滴り落ちる水をイボにつけたところ治癒したとの言い伝えから滝のそばに「イボ取地蔵」が祀られています。

訪問日:2026年2月

国道361号線の中之宿トンネルの北側の出口を出たすぐの場所に滝の看板が立てられていました。

入っていくと8台ほど駐車できるスペースがありました。

駐車場から山側に歩いて行くと山の斜面に氷柱が見えてきました。

青く輝く大きな氷柱がびっしりと山に張り付いていて素敵な造形です。

1月中旬~3月初旬は日中でも氷点下の冷え込みとなるとのことです。

観覧場所は少し距離があって遠いですが、大きな氷瀑であることが分かります。

岩壁からちょろちょろと湧き出した水が流れ落ちているので、春や夏などは滝があるとは気付きませんが、厳冬期に素敵な造形ができます。

寒さが厳しい場所だからこそ見ることができる自然が作る神秘の光景ですね。