長野県東端、八ヶ岳の裾野に位置している小さな村、南佐久郡南牧村は、標高1000m~1500mの高低差の激しい場所にあり年間平均気温6.9℃という冷涼な気候を生かした白菜やレタスなどの高原野菜の栽培が盛んです。
南牧村海ノ口は、887年(仁和3年)に発生した大地震が誘因で八ヶ岳の大規模な山体崩壊が起き、千曲川をせき止めて巨大な天然ダムとなり、大きな湖(海)となった上流部に「海ノ口」が位置していたことから名前が由来しています。
約200万坪の広大な敷地を持つプライベート・リゾート兼別荘地「八ヶ岳高原海ノ口自然郷」の入口に位置し、千曲川支流の杣添川に懸かる「千ヶ滝」は、火山活動によってできた溶岩が冷えて固まる際に収縮してできた柱状節理の岩盤に囲まれた落差の10mの滝です。
普段は水の流れが少なく、雨が続いた後に現れる滝で、断崖の途中から潜流水(地下水)が湧き出して滝となる潜流瀑(せんりゅうばく)です。

訪問日:2026年1月
国道141号線から八ヶ岳まきばラインに入っていくと目の前に八ヶ岳の美しい景色が見れる道路に入りました。
車を走らせて行くと、道路がカーブした場所に駐車場がありました。
車を停めて橋の脇にある滝の入口の看板を見つけて遊歩道を進んでいきます。

鉄格子の階段を下りて行って徒歩で3分ほどで滝に到着しました。

周囲はきり立った柱状節理の岩盤が崩れ落ちた谷に囲まれた荒々しい場所でした。
滝口と思われる場所に氷柱ができてきましたが、水が流れていません。

突き出した岩壁から水が湧き出て氷柱になっている箇所もありす。
滝壺の水は上流から流れてきた水ではなく、岩盤から湧き出た潜流水とのことです。

荒々しい岩壁に囲まれた神秘的な場所なので、雨の後の迫力ある水の落下を見てみたいなと思いました。