〖山梨〗絶景の富士山を眺めながら「母の白滝 父の白滝」の神聖な滝を見に行こう!

山梨県南都留郡富士河口湖町、開運山、御巣鷹山、木無山の3つ山の称して呼ばれる標高1786mの三ッ峠山は、富士山を正面に眺望するハイキングの山として人気です。

かつて「神鈴峰」とも呼ばれ、山岳信仰に深く彩られた霊山は、日本の修験道の祖「役行者小角」によって開山され、江戸時代後期に「空胎上人」により三ッ峠信仰が広められました。

三ッ峠山を水源とする寺川に懸かる「母の白滝」と「父の白滝」は、上流に落差5mの「父の白滝」、すぐ下流に落差15mの「母の白滝」があります。

名前の由来は樹齢100年を超える御神木の7本杉がそびえる河口浅間神社の御神体「木花開耶姫(富士山の神様)」の義理の母「栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)」を祀っており、古くより織物の神様と言われています。

平安時代から江戸時代にかけて、富士山を目指す巡礼者が御坂峠を越えて、母の白滝で身を清めてから「河口浅間神社」で富士山登山の安全を祈願したと言われています。

訪問日:2025年12月

河口浅間神社から徒歩で散策するルートは、春は新緑が清々しく、秋は鮮やかな紅葉を眺めながら清浄な空気に包まれる山道を登って、途中からは富士山の眺望を拝みながら歩くことができます。

滝の手前にある「富士山遥拝所 」は観光名所になっていて、富士山と河口湖の眺望が人気があり、人がたくさん歩いていました。

滝の近くまで車で行けますが、道が狭くて路上駐車をしている車もあってすれ違うのに苦労しました。

滝の近くにあるキャンプ場に駐車場があったので車を停めました。

キャンプ場に設けられた展望テラスからは、裾野を左右に広げた富士山の優美な姿が見れました。

林道を歩いていき、鳥居をくぐって更に進むと滝がありました。

滝の隣に白滝神社が鎮座しており、富士山の女神「木花咲耶姫」を祀る河口浅間神社の末社とのことです。

この滝は富士山に登る前にミソギをする霊場であったとのことで神聖な雰囲気を漂わせている滝です。

絹織物を連想させる女性らしい流れと、静寂のなかにさらさらと耳を打つ水音が癒されます。

12月に訪問したので結氷はまだ少しでしたが、1月下旬から2月上旬頃には壁一面の氷瀑が見れるとのことです。

岩壁に当たって弾ける水の飛沫が美しく、一部分氷結していて素敵な景観になっていました。

母の白滝の上流には父の白滝もあるとのことなので、階段を登って行ってみます。

急な細い階段を上った先に鳥居が見えて、そばには祠(ほこら)が建てられていました。

滝は正面からは見れず、横から眺めるだけですが、すぐ近くを流れていました。

父の白滝からさらに上に道が続いていて、三ッ峠登山道へとつながっているとのことです。

河口浅間神社から林道を登って、富士山遥拝所で美しい富士山を眺めて滝を見るコースは、自然を感じながらのんびりと散策を楽しめていいかもですね。