吉野郡川上村は吉野林業の発祥の地で、約500年前、室町時代から人工林の植林が始まり、日本最古の林業の歴史があります。
急傾斜地で苗木を密に植え、5〜20年ごとに徹底的に間伐することで、節のないまっすぐな吉野杉・吉野檜と言われる最高級の建築材を生み出し、豊臣秀吉が大阪城の築城にも用いた林業の重要な拠点として日本遺産にも認定されています。
江戸時代から丸太を川に流して搬出しており、木材を効率的に運ぶために筏を組んで流せるよう吉野川の改修が行われ、木材の運搬だけでなく、人々の往来や物資の輸送が増え村民の暮らしも変化していきました。
吉野川にある「大滝割滝」はかつて激流の名所であり、水勢は極めて強く両岸は岩石が重畳し、木材が大岩に当たらないように滝綱を曳いて運んでいましたが、2012年(平成24年)に大滝ダムが建設されたことにより、現在は激流では無くなっています。

訪問日:2025年11月
国道169号線を吉野川沿いに車を走らせていくと、河川が90度に曲がったカーブになり、小さな集落が見えてきました。
車を停めて河川沿いを歩いていくと、河川と山あいの紅葉の素敵な景色が広がっていました。

川幅は広いですが、河川には大きな岩が敷き詰められています。
大岩の間をすり抜けていく水しぶきが美しい河川ですが、滝と言うほど、落差はありませんが、岩と白い水しぶきのコントラストが素敵でした。

釣り具屋さんがあるので釣りもできるようです。
昔の時の様な激流を見ることはできませんが、吉野の自然を感じれる素敵な場所でした。