平成27年3月に新しく誕生した国立公園「妙高戸隠連山国立公園」は、火山・非火山の個性的な山々が密集し、一目で5つもの山を一望できる「一目五山(ひとめござん)」の絶景が広がります。
標高2454mの妙高山を始め、火打山、雨飾山、高妻山と日本百名山を4座有しており、果てしなく高い山という意味を持つ「須弥山(しゅみせん)」と呼ばれていた「妙高山」は、山岳信仰の霊山として多くの修験道に崇められ、かの空海も妙高山を霊山と直感で悟り修行の場としたと伝わっています。
妙高山の地獄谷からは高温の温泉が豊富に湧き出し、山麓には赤倉温泉・新赤倉温泉・池の平温泉・妙高温泉・杉野沢温泉・燕温泉・関温泉の7つの温泉郷があります。
標高900mの場所にある関温泉は、江戸時代中期の享保13年に湯治場として開れ、鉄分が酸化して湯の花が紅く濁る赤褐色の湯が特徴で、古来より変わらぬ源泉100%かけ流しをすべての宿で行っています。
開放感たっぷりの雄大な山の眺望の浴室がある「旅館 登美屋」は、アットホームなおもてなしが魅力の温泉宿です。

訪問日:2025年11月
関温泉の旅館が建ち並ぶ道沿いに大きな駐車場があり、車を停めて坂を上って旅館に向かいます。
昭和感あふれる趣きの建物は懐かしさを感じます。
館内に入って受付をして奥にある浴室へ行きます。

脱衣所はカゴです。
水飲み機はありませんが、紙コップがあるので蛇口の水道水を飲むのに使えると思います。

洗面台は2つ、ドライヤーは1つありました。
アメニティは綿棒がありました。
古びた簡素な脱衣所ですが、掃除はきちんとされていて清潔にされていました。

洗い場は5つありました。人と人の間に仕切りがないタイプです。
シャワーは手動で止めるタイプです。

ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
内風呂は1つあり、4人位が入れる大きさです。
鉄分を多く含む湯の為、浴槽の周りが茶色く変色しています。

窓からは妙高の山々の景色が見えて眺望がとてもいいです。
湯口から源泉100%そのままの新鮮な湯がかけ流されています。
舐めてみると錆びたような鉄の味がしました。

露天風呂やサウナはありません。
赤茶色の細かい湯の花がたくさん浮いていて、滑らかでしっとりした肌触りの湯は気持ちがいいです。

訪問者が私だけでしたので、邪魔されず景色と良い湯を満喫する事ができて癒されました。
ほんのり漂う鉄の匂いと大きな窓から紅葉を眺めながら素敵な時間を過ごしました。
- 日帰り入浴料金:700円(2025年現在)
- 日帰り入浴営業時間:10時~19時
- 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)
- ph値:6.4(中性)ph値とは
- 住所:新潟県妙高市 関温泉6087-25