〖新潟〗切り立った岩壁と紅葉のコラボレーション「惣滝」の豪快な音と共に大量の水が落下する迫力の滝を見に行こう!

平成27年3月に新しく誕生した国立公園「妙高戸隠連山国立公園」は、火山・非火山の個性的な山々が密集し、一目で5つもの山を一望できる「一目五山(ひとめござん)」の絶景が広がります。

標高2454mの妙高山を始め、火打山、雨飾山、高妻山と日本百名山を4座有しており、果てしなく高い山という意味を持つ「須弥山(しゅみせん)」と呼ばれていた「妙高山」は、山岳信仰の霊山として多くの修験道に崇められ、かの空海も妙高山を霊山と直感で悟り修行の場としたと伝わっています。

古くから神道と仏教の文化が根付いている妙高市には関山神社をはじめとした歴史的な建造物が数多く残り、山麓に点在する高原や湖沼が一体となった独特の景観が魅力です。

妙高山を源とする太田切川の上流、標高1300mの場所に懸かる落差80m、幅6mの「惣滝」は、日本の滝百選に選定されており、燕溶岩と呼ばれる切り立った岩壁を流れ落ちる名瀑です。

訪問日:2025年11月

燕温泉の温泉街から坂を登った野天風呂「黄金の湯」の近くに惣滝の展望台がありますが、今回は近くから見てみたいので、滝壺の近くまで行ける登山道から散策を開始します。

紅葉が美しい散策路を歩いていくと渓谷の絶壁を流れる「そうめん滝」が見えてきました。

白い滝の筋が美しいですが、距離も遠くて、水量も少ないので迫力はありませんが、紅葉に囲まれた一筋の水の流れが目を惹きました。

みごとな紅葉に感動しながら進んでいきます。

仮設の階段と橋が架かっていたので、ゆっくりと下りていきます。

河原の湯方面との分岐があったので、妙高山登山道の方へ歩いていくと、道端に硫黄成分の含んだ水があちらこちらから湧き出していて触ってみると暖かいお湯でした。

更に進んでいくと道幅が30cmほどの絶壁の道が出てきたりと危険な道の先に惣滝が見えてきました。

切り立った岩壁から落下する姿が素敵です。

ですが、この位置からは滝壺が見えないので、更に先を目指そうと思いましたが、遊歩道はなく、自分よりも大きい岩に進路を阻まれて先に進む道がわからない状況になってしまいました。

どうやって進んだらよいのか悩んでいると滝の方から帰ってくる人がいました。

川の対岸に渡ると登って先に進めるようになると教えてもらい、水深が浅い場所を選んでなんとか対岸に渡りました。

諦めて帰ろうかと思っていたので、本当に感謝です。

そこからは岩の上を歩いてどんどん滝へ近づいていきました。

断崖から勢いよく流れ落ちる全容が見えてきました。

温泉成分を含んでいるので硫黄の香りが辺りを漂っています。

滝に近づいていきましたが、80mから落下する水の水量が多くて水しぶきが周辺に吹き荒れていてメガネが曇ります。

迫力ある滝を近くで見たいと頑張りましたが、水しぶきの量が半端なく髪がびちゃびちゃになります。

相当なマイナスイオンを体に浴びています。

たたきつける水の轟音もすごすぎて長くこの場所にいられないほどの大量の水しぶきが襲いかかりました。

なんとか耐えて写真を撮りましたが、少し後退してしぶきが来ない場所でゆっくり滝を眺めることにしました。

動画はこちらです。

美しい断崖の岩壁と色鮮やかな紅葉、大量の水が落下するダイナミックな滝のコラボレーションには感動しました。

ここまで来るには危険を伴う道であるため、人がいなかったので、誰にも邪魔されずこの絶景をひとりで堪能することができて贅沢な時間を過ごせました。