中津川市川上、標高700mの場所にある「夕森渓谷」は、「岐阜県の名水50選」に選定された「竜神の滝」をはじめ、「忘燐の滝」「銅穴の滝」「アゼ滝」「一つ滝」5つの滝があります。
龍神の伝説が残る川上地域は、昔、村人が文字の刻まれた龍神様の石を見つけて祀りましたが、山から木を盗もうとした悪者がその石を見つけて滝の中へ蹴り落とすと突然、滝の中から大きな白龍が現れ天に昇っていくと雷鳴が響き、大粒の雨が激しく降り出し、山は崩れ家や田畑も流され村は荒れ果てたことから、龍神様の怒りを鎮めるために立派な社を造り、大切に祀ったと伝わってます。
川上川の最下流に位置する「竜神の滝」から上流に位置する「忘鱗(ぼうりん)の滝」の落差は約20m、白い龍が天に昇るときに山肌にぶつかって鱗を落としたと伝わる滝です。

訪問日:2025年5月
有森渓谷に何ヶ所か有料の駐車場がありましたが、訪問した日はGWで来訪者が多かったので、少し遠い臨時駐車場から車道を歩いていきます。
遊歩道入口からは2.3分ほど歩いて行くと「竜神の滝」の橋に到着し、「忘鱗の滝」はここからアスファルトの林道を川の上流方向へ歩いていきます。

5分程歩いていくと封鎖された鉄格子が見えてきますので、横の隙間から更に先を目指して歩いて行きます。

あと1kmという看板も出てきますので迷わず散策できる安心な散策路です。

10分程歩いて行くと林道沿いに滝が見えてきました。
でこぼこの岩の岩壁から滑り落ちるように流れる滝です。

茶色の岩肌のが剥き出しになった滝の水量はあまりない為、迫力はそこまでありません。

でこぼこの岩肌が龍伝説のうろこに見えなくもないですね。

白い水の筋が岩壁を滑り落ちる素敵な滝でした。