〖長野〗石灰岩から湧き出た「竜神の滝」の神秘的な景観を見に行こう!

北アルプス、乗鞍岳の麓、白骨温泉街を流れる梓川の支流・湯川の右岸に懸かる落差約20mの「竜神の滝」は、石灰岩から染み出た地下水が長い時間をかけて石灰岩を溶かし、大小幾つもの洞窟状の穴を形成しました。

白骨温泉のバス停の下は「隧通し」と呼ばれる天然洞穴があり、地下水が石灰岩を溶かして地表に露出したもので湯川と湯沢の激流が洞穴をさらに溶蝕して天然の橋となっています。

石灰の地層から伏流水がしたたり落ち、白糸の垂れ水となって落下している神秘的な有様から昔からここに水神が住むと言われ、竜神の滝と呼ばれるようになりました。

厳冬期には石灰岩を溶かした鍾乳洞一面に凍って氷瀑となります。

訪問日:2025年3月

白骨温泉バス停より車道を1分程下った道路脇に標識があり、山の斜面を見ると木の間から水が流れていましたが、名前が付く滝にしては小さいので、周りをよく観察してみると石灰岩の地層から水量こそ多くはありませんが、無数に水が湧き出ていました。

岩穴から絶え間なく水が湧き出ている姿は神秘的な光景です。

この斜面の石灰岩一帯の水の流れを竜神の滝というのだと思います。 

岩の洞穴のような場所一帯から水が湧き出て広範囲で苔生した岩肌の斜面を緩やに流れている景観は素敵です。

滝の水量が少ない滝の為、見応えにやや乏しさを感じますが、石灰質の岩肌や近くの天然洞穴も含めた白骨温泉の全体の自然の造形美を含めて楽しむことができました。

厳冬期はいくつもの氷柱が石灰石に垂れ下がって美しい氷瀑になっている姿を見てみたくなりました。