千曲市西部桑原地区、標高1447mの聖山に源を発する「佐野不動滝」は、佐野山城址の南裾を流れる佐野川に懸かる落差14mの滝です。
戦国時代以前は聖山、麻績、松本方面を結ぶ主要街道とされた場所にあり、西行法師や松尾芭蕉、近年では正岡子規・佐久間象山も猿ヶ馬場峠越えの際に立ち寄ったと伝わっているほど、多く人が行きかっていた場所でした。
戦国時代に築かれた佐野山城、龍王城を背後に抱えた戦略的に要衝の地として合戦において重要な役割を果たした場所です。
2007年に放送されたNHK大河ドラマ「風林火山」の舞台としても使われました。

訪問日:2025年10月
車道沿いに看板が立てられていましたので、道路脇に車を停めて山道を入っていきました。
人がひとり歩けるくらいの幅の道があり、整備されていましたので歩きやすい道です。

ほどなく歩いていくと小川があり簡易な橋が架かっていました。

橋を渡り先に進んで行くと東屋が見えてきました。

木造の東屋はそこまで古くなくて綺麗ですので休憩するのによいですね。

不動滝の説明が書かれた案内板もありました。
昔は人が行き交う道だったようで、この広場にもたくさん人がいたのでしょうかね。

東屋の奥に高くまでそびえ立っている絶壁の岩壁に滝がありました。

切れ立った岩壁から斜めに水が流れ落ちている滝です。

水量が少なかったので迫力はありませんが、岩壁を横に滑り落ちる様子が素敵でした。

車道から歩く距離もす少な目で冬でも来ることができそうな場所なので、この斜めの岩壁に張りついた氷瀑を見にきてみたいなと思いました。