吉野郡上北山村は、谷に沿って開けた平地に農地や集落が形成されており、人口500人足らずの小さな村ですが、上北山温泉「薬師湯」や道の駅「吉野路上北山」などがあり、世界遺産の山岳霊場・大峯奥駈道の峻険な峰々や、ユネスコエコパークとして有名な大台ヶ原の登山口として世界水準の大自然の麓にある村です。
上北山村に人が住み始めたのは、今から約800年程に遡り、古来、村の始祖は平氏の末族だったと言い伝えられており、村には景徳寺をはじめ薬師堂など、平氏ゆかりの寺々が多数あり、一門が遺した重要な仏像や古文書が所蔵され、これらの記録から1185年に壇ノ浦で滅びた平氏の一族によって開かれたものと考えられます。
大栂山の東側に位置する河合地区の少し外れた山間にある「黒瀬滝」は、北山川の枝沢に懸かる落差40mの直瀑です。

訪問日:2025年11月
国道169号を川上村から上北山村に入って、北山川に沿って進んで行くと、上北山小中学校や西山観音を過ぎた車道沿いに鉄製の階段がありました。
路肩に駐車して行ってみます。

20段ほどの階段を登った後は急な斜面を滑らない様に慎重に登っていきました。

急斜面をよじ登った正面に黒瀬滝が現れました。

水量は多くはありませんが、黒くそびえる岩盤が迫ってくる圧巻の絶壁です。

黒光りの岩壁に囲まれているので日差しが届きにくい地形ですかが、またそれが神秘的な雰囲気を醸し出していました。

落下口付近には緑、黄、赤の美しいグラデーションの紅葉も見れて、魅力的な滝でした。