〖奈良〗澄み切った大自然に包まれる「笹ノ滝」の神秘を感じよう!

奈良県吉野郡十津川村は東京23区より広い約627㎢の面積を有する日本一広い村であり、約96%を森林が占める雄大な山々に囲まれた村です。

熊野古道「小辺路」「大峯奥駈道」や玉置神社は世界遺産に登録され、谷瀬の吊り橋や瀞峡などの観光名所が数多く存在する自然の恵みが豊かな十津川村は、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をした村となり、十津川温泉郷には3つの源泉「湯泉地温泉」「十津川温泉」「上湯温泉」があります。

十津川支流の滝川上流部、標高500m付近の苅安谷に懸かる「笹ノ滝」は、大峰山脈の標高1799mの釈迦ヶ岳などを源とする落差32mの直爆です。

日本の滝百選に選ばれており、白糸のようにダイナミックに流れる水飛沫が、静寂の大自然の中に響く心が澄み渡る癒しのスポットです。

訪問日:2025年11月

国道168号線の急なカーブの所から林道の分岐へ入っていきました。

林道は車が1台通れる細い道となり、約14km、30分ほど木々に囲まれた山の中を進んで笹の滝の駐車場へ到着しました。

駐車場にはトイレもありました。

笹の滝の看板から遊歩道に入っていきます。

階段が整備されているところもありますが、木の根が張った足元が不安定な道になりますので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

しばらくすると大きな岩の下をぐくっていきます。

中腰にしても頭がぶつかりそうな小さな隙間をくぐっていきます。

更に巨大な岩を乗り越えるために架けられた階段を登ったりとサバイバル感がある道のりです。

大きな岩を乗り越えて駐車場から10分ほどで滝が見えました。

滝の前には大きな岩があるので、滝壺が見えません。

近寄ってみますが、近くなると足元の岩が濡れていて滑りそうな状況です。

近寄ると水しぶきがかかります。

岩に鎖が打ち付けられていますが、足元の一枚岩が滑り台のようにぬるっとしています。

鎖をしっかり持ってゆっくり近寄ってみますが、苔の樹液のせいなのか、ぬるぬるしていて足を置く場所がなく危険な状況でした。

2025年5月、ここで事故で亡くなってしまった人がいるとのことです。

滝壺の深さは7mあるとのことで、水量も多く水の流れも激しいので滑った時は取り返しがつかない状況であるのがよくわかります。

慎重に滑らない足場を探して鎖をしっかり掴んでなんとか滝壺の写真をゲットしました。

不安定な足場なので緊張して疲れたので、これ以上の前進は難しいと思い退散しました。

髪もびちょびちょになりますので、無理して近くまでいかない方が安全です。

遠くからでも紅葉が広がる風景と水しぶきが舞う雄大な滝の美しさが心地よく、滝と自然の美しさに浸りました。

山深い雄大な自然の中にある美しい滝で木々の香りと水の清らかさが澄みわたる神秘的な場所でした。