長野県栄村と新潟県津南町にまたがる信濃川の支流、中津川の上流域に点在する8つの集落の総称「秋山郷」は、平家落人の伝説やマタギ文化が残る地とし知られ、日本の秘境100選に選ばれています。
秋川郷には種類豊富な温泉があり、河原から温泉が湧き出す「切明温泉」、鉄分を多く含んだ赤茶色の温泉「小赤沢温泉」、硫黄を多く含む白い温泉「屋敷温泉」、洞窟風呂を持つ「逆巻温泉」や「栃川温泉」「結東温泉」があります。
明治17年(1884年)に開校し平成4年に廃校になった校舎を改築して2009年にオープンした「かたくりの宿」は、山の恵みを生かした春の山菜や秋のきのこなど地元食材を利用した料理が人気の宿です。

訪問日:2025年6月
国道405号線を山に囲まれた林道を走らせていくと家が見えてきて集落の中心の国道沿いに宿がありました。
校庭だった場所は駐車場とキャンプの広場になっていました。
今回は宿泊で利用しました。
館内は前は学校であった雰囲気が残っていてどこか懐かしさを感じます。

客室は教室のあった場所を改築しているとこのですが、和風のシンプルな部屋は清潔で居心地がいいです。
窓を開けると校庭が見えて広いバルコニーが設置されており、アウトドアチェアでのんびりと自然を感じながら風にあたることができます。

早速、大浴場へ行ってみます。
脱衣所の入口前に水のポットが置いてあります。
脱衣所は棚です。

洗面台は1つ、ドライヤーは1つありました。
化粧水や乳液、綿棒などのアメニティも備え付けられていました。

洗い場は3つありました。
シャワーは手動で止めるタイプでした。

ボディーソープとリンス、シャンプー、洗顔料、クレンジングが備え付けられており、すべてオーガニックのものでした。
自然を大切にしている宿であることを感じます。

内風呂1つのみとなり、2人位の大きさで岩が積みあがっている所からお湯が掛け流されていました。
湯がオーバーフローしているので源泉かけ流しだと思います。
透明の湯は舐めると少ししょっぱい味がしました。
サウナはありません。

外に出る扉があるので開けてみたところ、露天風呂ではなく、古めかしい工具が置いてありました。
お風呂場は元校長室だったとの事です。

さらっとした湯は湯上がりは肌がもちもちとしました。
宿泊しましたので夕食もご紹介します。
近くの山で採れた山菜を使った創作料理を頂くことができました。
どれも美味しく丁寧に作られており、山から採ってきた食材について丁寧に説明して頂きました。

都会から秘境に移ってきた若いスタッフの方達など、皆さん自然を愛していて、アットフォームで居心地のよい宿でした。
- 日帰り入浴料金:600円(2025年現在)
- 日帰り入浴営業時間:不定休(要TEL)
- 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
- ph値:7.9(弱アルカリ性)ph値とは
- 住所:新潟県中魚沼郡津南町結東子450−1