秋田県仙北市にある玉川温泉は奈良時代の末期の806年9月、標高1336mの焼山火山の中腹が大爆発し、その爆発口から噴出した湧き湯と伝えられています。
爆発から約1200年の間、休むことなくいたる所から凄まじい勢いで噴煙が立ち上り、地獄谷の辺り一帯は硫黄の臭いが漂い続いており、大噴(おおぶき)と呼ばれる源泉からは毎分9000ℓの日本一の強酸性の湯が湧き出ています。
硫黄臭と微量のラジウム放射線が含まれる温泉は、静養や療養のための湯治を目的とした人達が集まる温泉施設となっています。
玉川温泉の岩盤浴は地面が発する微量の放射線や空気中の成分から良い効果を得られると言われています。

訪問日:2024年8月
圧倒的な知名度を誇る玉川温泉!どんな温泉なのか興味があり、ずっと入ってみたいと思っていた長年の思いが今日叶いました。
早めに旅館に到着し、温泉前に地獄谷の散策に行きました。

周辺は硫黄の匂いに包まれ、湯の川沿いを歩いていくと、だんだんと熱気を感じてきて、湯気が立ち昇る場所には物凄い量のお湯がぼこぼこと湧き出ています。
火山の威力を間近で感じました。
辺りにはゴザを引いて岩盤浴をしている方が沢山おり、年配の方が療養していました。
地獄谷を一周して念願の玉川温泉に入ります!
温泉棟から脱衣所に入っていくと鍵付き貴重品ロッカーとカゴがあり、簡素ですがスペースは広いです。

水飲み機は脱衣所の入口前にあります。
洗面台は5つ、ドライヤーは5つありました。

化粧水・綿棒のアメニティも置いてあります。
洗い場は16つあり、シャワーが設置されていました。

ボディーソープとリンス、シャンプーが備え付けられていました。
内風呂はものすごく沢山の浴槽があります。

源泉100%の浴槽、源泉50%の浴槽、あつ湯50%の浴槽、ぬる湯50%の浴槽、気泡湯、立湯、寝湯、箱蒸し湯、打たせ湯、、弱酸性の湯、蒸気湯、飲泉・・・・と迷う位沢山あります。
露天風呂はありません。
とても強い泉質の湯なので、入り方の説明があります。
最初は優しめの源泉50%の湯に入って体に慣らしてから100%の湯に入るとよいそうです。
50%の湯でも入っただけでお湯の濃さが分かります。
入浴して少しすると肌がピリピリして、大事な場所もなんだかヒリヒリとしてきて長い時間入っていることができませんでした。
短時間の入浴を繰り返していろいろな浴槽を試してみました。

箱蒸し湯は顔だけ箱から出して体を温めますが、なんだか窮屈で面白いです。

蒸し風呂が蒸気で浴室内の広さも分からないほど蒸気が充満していますが、湿度が高いので長時間のサウナが無理が私にも少し長めに入っていられました。
浴室内に飲泉所もあり、飲んでみました。
説明をちゃんと読まないでお湯をそのまま飲んだところ・・ものすごく酸っぱい味でした。
その後、、、おなかの調子が悪くなり下痢を繰り返しました。
説明をちゃんと読まなかった私が悪いですが、薄めて飲まないと刺激が強いとのことです。
便秘にものすごく効きますね・・気を付けてください(笑)

宿泊者は旅館内の岩盤浴ルームも体験できるとのことで、予約をして行ってみました。
寝る場所で熱さが変わり、熱いのが好きな方は奥の方の場所、私は熱さ控えめで一番手前の場所を予約して、50分ゆっくり体を温めました。
岩盤浴の服装は自身で洋服を用意するか、岩盤浴の服を有料でレンタルすることとなります。

旅館の建物は古いですが、内装は改装されていて館内は清潔で綺麗です。
私は2食付きで食堂で食べましたが、自炊スペースも広く調理をしている方もいたので、自分で食材を持ってきて調理して食べるのもよいですね。

私が宿泊した自炊部の部屋は簡素な作りでバス・トイレ・テレビ・エアコン設備はありませんが、清潔でゆっくりくつろぐことができました。
玉川温泉を体験して、想像以上に刺激が強い温泉でびっくりしましたが、療養の温泉と言われるだけの威力がものすごくあるお湯だということが分かりました。
またいつか、1泊だけではなくゆっくり長期滞在にきたいなと思いました。
- 日帰り温泉料金:800円(2024年現在)
- 営業時間:10時~15時
- 泉質:塩化物泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉(酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物温泉)
- ph値:1.13(強酸性)ph値とは
- 住所:秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢