木曽郡上松町は木曽の宿場町として栄え、木曽の棧(かけはし)は、「木曽の棧、太田の渡し、碓氷峠がなけりゃよい」と言われたように中山道の三大難所でした。
木曽八景の一つ「棧の朝霧」として数えられ、「木曽節」や長野県歌「信濃の国」の一節として広く知られましたが、「木曽の棧」は対岸に架けられた橋ではなく、絶壁に並行して横に架けられた桟道のことで、当時は、丸木を柱として横に板を並べた簡単な橋でした。
1647年に焼け落ちてしまいますが、その後、石垣を築いて橋を架けて、現在は国道の下に石垣の一部が保存されており、2016年に「日本遺産」として文化庁に認定されています。
昭和初期に発見された温泉は以前は地域の人たちが共同で鉱泉を利用してましたが、先代が温泉の権利を買って「棧(かけはし)温泉旅館」として1956年に創業しました。

訪問日:2025年9月
木曽川に架けられた赤い橋を渡ったたもとに宿がありました。
日帰り入浴の人は建物から少し離れた駐車場に停めて歩いていきます。

河川沿いに建っているので、眺めがよいロケーションです。

館内に入るとアットホームな雰囲気のロビーでした。
浴室は階段を下って一度外に出た奥に入口がありました。

脱衣所入ってすぐに貴重品ロッカーがあります。

脱衣所は鍵付きロッカーと棚でした。
水飲み機はありません。

洗面台は4つ、ドライヤーは2つありました。
アメニティは綿棒がありました。

洗い場は5つありました。人と人の間に仕切りがないタイプです。
シャワーは手動で止めるタイプでした。
ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
浴槽と洗い場の間にカーテンで仕切られており、間隔が近いのでシャワーの水が浴槽に入らない為かと思いましたが、窓の外から洗っている人が見えない様にする為の対策とのことでした。

内風呂は窓側に横長の浴槽が1つあり、区切られて2つに分かれていて、源泉の浴槽と沸かした暖かい浴槽になっていました。
木曽川沿いに浴室があるので景色を眺めながら入浴ができるのでさわやかな気分で温泉に浸れます。

源泉の浴槽は湧き出したそのままのかけ流しの温泉ですが、源泉の泉温は13度なので温度が低くてには入れませんでした。
しっかりと温まった後で二酸化炭素冷鉱泉の源泉と加温浴槽を交互に入って楽しむことができました。
露天風呂やサウナはありません。

宿泊の方は24時間いつでも入浴ができるとのことです。
茶褐色のお湯には茶色の湯の花が浮いていて湯上りは肌がさらさらになりました。
- 日帰り入浴料金:700円(2025年現在)
- 日帰り入浴営業時間:9時~21時
- 泉質:単純二酸化炭素冷鉱泉(低張性弱賛成冷鉱泉)
- ph値:5.3(弱酸性)ph値とは
- 住所:長野県木曽郡上松町上松1350−3