下呂市小坂町にある”飛騨小坂温泉郷”は、日本三名泉に数えられる下呂温泉にほど近い場所にありますが、泉質は異なり、御嶽山の西麓から湧き出る希少な天然の炭酸泉「湯屋温泉」と「下島温泉」、御嶽山の七合目標高1800mに位置し約50度の豊富なお湯が湧き出る「濁河温泉」の三つの温泉地の総称です。
400年以上も前から湯治場として栄え、日本でも有数の炭酸ガス濃度を誇る下島温泉は、湯冷めしにくく、胃腸に対する効能が高いとして古くから飲泉としても利用され「傷湯」の異名を持つ湯治場でした。
御嶽山の噴火によってできた溶岩流の岩壁がそびえ立つ絶壁「巌立」、日本の滝百選にも選ばれた「根尾の滝」をはじめとする220ヵ所もの滝があります。
自然が豊かな場所に1995年「ひめしゃがの湯」が市営の温泉施設としてオープンしましたが、2024年6月、地元の業者に運営が変わり、新たにフィンランド式ペレットサウナを導入してリニューアルオープンしています。

訪問日:2025年3月
河川沿いに施設があり、駐車場もたくさんありました。
施設の前に飲泉所が設けられており、常時流れている源泉を飲むことができます。
飲泉することで胃腸の調子を整えられるとのことで飲んでみると、苦い・・
鉄の味とほのかな炭酸のシュワシュワ感がありますが、味としてはおいしくありませんでした。
ですが、体によいとのことなので、頑張って飲んでみました。

施設前に掲示があり、レストランがあるようで、源泉を使った料理が食べられるとのことです。

エレベーターで2階に行って受付を済ますと、ゆったりと景色を見れるロビーがありました。

畳の休憩スペースもありますので、湯上りに寝転んでリラックスできそうです。

脱衣所は鍵付きロッカーと有料の貴重品ロッカーがありました。

洗面台は5つ、ドライヤーは5つありました。
化粧水などのアメニティはありません。
水飲み機はありませんが、コップが用意されており、水道水が飲めるとの記載がありました。

洗い場は10つありました。
シャワーは手動で止めるタイプです。
ボディーソープとリンス、シャンプーが備え付けられています。

内風呂は10人くらい入れる浴槽は茶褐色の炭酸泉となり、温度が36度と少しぬるめです。
ぬるいと感じるかもしれませんが、炭酸ガスがもっとも溶け込みやすい温度となり、それ以上熱いと、炭酸ガスが放出されてしまい効果が期待できないとのことです。
ぬるい湯にゆっくりと10分ほど入ると体に良いと記載されていました。
褐色の天然炭酸泉は肌に細かい泡が付着して気持ちいいですが、舐めると塩と鉄の味がしました。
2人位の浴槽には勢いがすごいジャグジー風呂がありますが、透明の湯で少し消毒の匂いがしました。

露天風呂は岩風呂が2つあり、透明の湯の浴槽と源泉そのまんまの風呂があります。
地下から自噴する源泉の温度が約24度と低い為、冷たくて入る事ができませんでした。
源泉そのまんま風呂は夏だと気持ちがよさそうですね。

フィンランド式のサウナは新しいので室内も綺麗で、アロマ水が置いてあるのでセルフロウリュができます。
ぬるくて温まっていないかと思いましたが、出た後もじわっと芯から温まっていることを感じました。
特別感のある泉質でとてもよかったです。
- 日帰り入浴料金:900円(2025年現在)
- 日帰り入浴営業時間:10半時~21時
- 泉質:含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)
- ph値:6.5(中性)ph値とは
- 住所:岐阜県下呂市小坂町落合1656