長野県小谷村と新潟県糸魚川市の県境を流れる姫川沿いに湧き出る「姫川温泉」の開湯は1957年、県をまたいでいる珍しい温泉地です。
長野県側に宿・温泉施設が3軒、新潟県側に宿1軒の小さな温泉地は、昔から武田信玄公の隠し湯として切り傷など万病に効くと伝えられてきました。
姫川温泉にある日帰り温泉施設「瘡(くさ)の湯」の開業は2014年、ここだけ他の宿と源泉が異なり新潟県糸魚川市の葛葉峠下(旧蒲原温泉)の源泉から約1.8kmの距離を引湯しています。

訪問日:2025年9月
国道148号線の平岩交差点から姫川温泉の案内板の通りに進んで行くと姫川沿いに温泉施設がありました。
コンクリート打ちっぱなしの外観の施設の前に駐車場がありました。
館内に入ってすぐに受付があり、その奥に絨毯の休憩スペースがありました。
脱衣所は鍵付きロッカーです。

洗面台は2つ、ドライヤーは2つありました。
水飲み機はありません。
アメニティは綿棒がありました。

洗い場は4つありますが、シャワーが付いているのは2つだけでした。
シャワーは手動で止めるタイプです。
ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。

体を洗っているとシャワーの湯が普通の水ではないと思い、帰りに受付の人に聞いてみるとシャワーの湯も温泉を使用しているとのことでした。
内風呂が1つあり、6人位の大きさの浴槽でした。
露天風呂やサウナはありません。

パイプの配管の湯口から源泉が勢いよくドバドバと浴槽に投入されており、浴槽からお湯がオーバーフローしてかけ流されていました。
温度が少し熱いですが、42度以下にはしてはいけないとの掲示があるので、かけ湯をしながら熱さをならして入っていきました。

熱いですが、体の疲れがすーと取れて気持ちがいいです。
源泉に鉄が含まれているようなので、浴槽が茶色に変色しています。

お湯を舐めてみると少し鉄の匂いがするしょっぱいお湯でした。
浴室のドアを開けると露天風呂はありませんが、テラスになっていて椅子もありますので、外気浴をすることができます。
姫川を眺めることができ、運が良ければ大糸線を走るローカル電車を見ながら外気浴ができるよいロケーションです。

脱衣所は窓がなく風通しがありませんが、強力な風量が出る扇風機が置いてあり、湯上りに涼むことができました。
無料のマッサージチェアもあるので、湯上りにゆっくりとコリをほぐすのもいいですね。
帰りに受付の人からヤクルトのような小さな乳酸菌のドリンクを頂いて湯上りにおいしく水分補給ができました。
- 日帰り入浴料金:700円(2025年現在)
- 日帰り入浴営業時間:9時半~18時 (11月~3月 10時~18時)
- 泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性中性高温泉)
- ph値:6.9(中性)ph値とは
- 住所:長野県北安曇郡小谷村北小谷9922−2