北八ヶ岳の標高2646mの天狗岳に源を発する鳴岩川上流の河原木場沢に懸かる落差35mの「醤油樽の滝」は、八ヶ岳の深部にあり、滝が円状の岩壁に囲まれて、真下から空を見上げると「醤油樽の中にいるよう」に感じられることから名前が付けられています。
周辺はクリンソウが咲くスポットとしても知られており、醤油樽の滝の近くには、落差5mの「一の滝」、落差10mのなだらかな滑滝「二の滝」という別の滝も存在し、冬場は滝が凍り付きます。

訪問日:2026年2月
唐沢鉱泉との分岐から夏沢鉱泉方面に舗装されていない山道を走らせます。
でこぼこな車道で大丈夫かとひやひやしながら桜平(下)駐車場に到着しました。
この先は私の車では難しいと思い、歩いていく事にしました。
歩く事20分位で滝の入口に到着して山に入っていきます。

遊歩道のような綺麗に整備された道ではないので、トレッキングシューズなどの登山装備が必要です。

河川沿いの道を上流へ進んでいきました。
梯子の隣には3mほどの氷の塊が見えて来ました。

梯子の隣に一の滝が凍りついていました。

滝ではない山の斜面に5m程はあるブルーの巨大な氷の塊があります。

梯子を登って行くと、河川の上は氷で覆われ、河川の上を歩いて更に上流へ進んでいきます。

河川沿いの斜面には何か所も氷結してて氷に囲まれた素敵な場所です。

二の滝を迂回して山の斜面を登っていきます。

更に先を進んで行くと絶壁に梯子がありました。

梯子を下りた先に醤油樽の滝がお目見えしました。

削られた岩壁の間に氷瀑がこんもりと形成されています。
暖かい日が続いたので、溶けていないか心配でしたが、残っていて感動です。

一部氷瀑の内側に滝が流れている所が見えてしまっている箇所もありましたが、自然が作った迫力の氷瀑が見れました。

大きく成長したブルーの滝は素敵ですが、アイスクライミングをする人が多いので、氷瀑が茶色に汚れてしまっているのは少し残念です。
私が訪問した時はもう登る事ができないくらい溶けているので、人がいなかったので、邪魔されずゆっくり氷瀑を眺める事ができました。

滝の周りを囲う削られた岩壁の造形が素晴らしく、自然の神秘を感じる場所です。

駐車場から片道1時間半ほどかかり、崖の横の細い道を歩いて行くような危険を伴う道のりですが、辿り着いた時には感動の素敵な滝が見れます。