下伊那郡喬木村は、飯田市の北東に位置し、天竜川を挟んで西側に中央アルプス(木曽山脈)、東側に南アルプス(赤石山脈)が広がり、天竜川が形成した階段状に高くなっていく河岸段丘という地形が特徴です。
肥沃で日当たりの良い河岸段丘地形から段丘上の平坦面は果樹園や水田として利用され、イチゴやブルーベリー、りんご、市田柿などの果樹栽培や、くりん草園、阿島の大藤、しだれ桜などの美しい花々に囲まれた自然が魅力です。
矢筈ダムの上流、小川川に懸かる落差30mの「禍誤除け(かごよけ)の滝」は、天竜川水系県立公園矢筈公園にあり、区域内には新緑、紅葉を湖面に映す矢筈ダム湖、キャンプ場があり、四季を通じて豊かな自然が広がります。
名前の由来は禍(災い)誤(あやまり)がないように無事を祈ったと伝えられ、過ぎたる禍を除けるという思いが込められています。

訪問日:2026年3月
三遠南信自動車道の喬木インターの入口から山側に少し進んだ道路がカーブする場所に滝の看板がありました。
カーブの先の道は冬季は通行禁止となっていました。
看板の横にある山の斜面を登りますが、最初はなかなか急な斜面です。

急坂を登った先は広い緩やかな登りの林道となり、静かな自然を感じられる道でした。
道の所々で案内が出てきますので、迷うことなく進んでいきます。
下りの階段がでてきて下りていくと、滝が見えてきました。

溶けているとは思っていましたが、少しだけ氷瀑になっている箇所が見えます。
階段からの眺めは距離が離れているので、更に下りて滝壺の近くまで近寄ってみます。

岩壁に所々ですが、一部氷柱が残っている箇所がありました。

氷瀑は溶けてしまってますが、滝壺の表面部分は氷結がまだ残ってます。
周辺に氷瀑が落下して砕けた氷の塊が散らばっていました。

岩壁から流れる滝の姿が素敵なので、落下口から滝壺まで繋がって大きく成長した氷瀑も素敵なんでしょうね。

次の厳冬期に再度訪れてみたいという気持ちになりました。