南佐久郡北相木村は、標高約1000mの山々に囲まれた狭い谷間に位置し、面積の約9割が山林で、内陸性気候から冬は寒さが厳しい地域です。
標高2112mの御座山に水源を発する相木川を流れる落差10mの「箱瀬の滝」は、チャートという硬い岩壁が滝の流れに削られてできており、秩父中古生層と言われる約3億6千万~1億4千年前の地層に属し、新しい地層の上に古い地層が乗っている逆断層という珍しい地層です。
冬季になると円形の氷が多数水面に浮かぶ「鍋蓋」と呼ばれる優美な姿を見ることができたとの事ですが、2014年3月に滝右岸で崖崩れが発生した事により、滝壺の半分が埋まってしまいました。

訪問日:2026年1月
県道124号線を走らせて雪瀬の滝を過ぎて少し走ると赤い橋が出てきたところに滝があります。
赤い橋が箱瀬橋となり、手前に何台か駐車できる路肩スペースがあります。
看板が立てられており崖崩れがあったとの記載がありました。
先に進んで行ってみましたが、土砂に覆われて進めませんでした。
ガードレールがある斜面にロープが掛けられていて、斜面を下りれるようになっていました。

かなりキツイ斜面ですが、トレッキングシューズに履き替えてチャレンジしてみました。
ロープに捕まりながらゆっくりと下りて行って、落ち葉で滑りそうになりながらも、なんとか下にたどり着けました。

滝前に来てみるとボコボコした岩壁の間から白水しぶきを立てて流れる滝が見えました。

滝壺も浅瀬になっていて草が生え放題な状況でしたが、左の方に回ってみたりしました。

崖崩れ前はどんな形状だったのでしょうね。

以前はどのような岩壁だったのかはわかりませんが、現状の滝は小さい落差ながら素敵でした。
急な斜面は帰りの方が大変で、ロープだけで登るのは意外と大変で辛かったです。