〖長野〗天龍村の奥地に佇む「浄心の滝」を見に行こう!

愛知県・静岡県の境に位置する「下伊那郡天龍村」は、長野県の南端に位置し「信州に春を告げる村」として、県内で一番早く梅や桜が開花し、信州のサクラ前線がここから北上していきます。

面積の約93%が山林となり、天竜川と支流の深い渓谷に沿って点在する集落、平岡地区と南にある鶯巣地区の境界付近にある「浄心の滝」は、天竜川に注ぐ藤沢に懸かる落差20mの2段滝です。

元々は4段の滝でしたが、災害により現在は2段滝となっており、古くから信仰の滝として崇められ、高い岸壁の間に不動明王の座像が祀られ、弘法大使、地蔵菩薩、開眼薬師石仏があり、寝たきり封じの不動様として人々の参拝が続いています。

訪問日:2026年3月

天竜村の民家が立ち並ぶ集落を抜けて天竜川沿いに林道を少し走らせていくと滝の前にバス停がありました。

浄心の滝が正式名と思われますが、バス停の名前は精心の滝という表記になっていました。

心を清める修行を意味する「精進」や「精神」という言葉と混同しやすい言葉であったため、いくつかの名前が存在していますが、公式な名称や地元での信仰の文脈では「浄心の滝」が使われているとのことです。

滝がある方向を見ると廃線となった飯田線の橋梁がありました。

滝に近寄って歩いていくと不動明王が祀られています。

水量はそこまで多くはありませんが、岩壁の上からさらさらと水が落下しています。

昔から大切にされていて信仰の滝であったというなごりが随所にあって神聖な雰囲気を感じます。

そびえる岩壁の姿も美しく、透き通る滝壺が綺麗でした。

お不動様は寝たきりを封じるということから健康祈願をするとよいことがありそうです。