古くから信仰の山である「御嶽山」は、死後も魂が山に戻ることを願って建てた「霊神場(れいじんば)」が山林の中に万を超える数の石碑が静かに佇んでいます。
なかでも木曽町三岳地区には約15000基の石像があり霊神場と呼ばれるエリアの8割以上が集中している御嶽信仰の往時を表す貴重な歴史資産です。
御嶽山四合目黒沢登山道の途中にある「松尾滝」は、無数の石碑が立ち並ぶ「護摩堂原霊神場」と呼ばれる荘厳な雰囲気が漂う場所にある約12mの人工滝です。

訪問日:2026年5月
県道473号線(通称:霊峰ライン)を車で進んで行くと車道から石像があちらこちらに見えてきます。
御嶽古道の看板があり、滝があると掲示されていたので急遽路肩に駐車して訪問してみました。

階段を登っていくと古びた石像が並んでいます。
周辺は崩れた石像などが散らばっていて、遊歩道が崩れている箇所もありました。

階段を上がった先に断崖からさらさらと流れ落ちる滝がありました。

ごつごつして突き出た岩壁の形状と石像が岩壁に並んでます。

水量は少なかったですが、荒々しい岩壁と石像が神聖な雰囲気を漂わせている滝でした。