古くから信仰の山である「御嶽山」は、死後も魂が山に戻ることを願って建てた「霊神場(れいじんば)」が山林の中に万を超える数の石碑が静かに佇んでいます。
なかでも木曽町三岳地区には約15000基の石像があり霊神場と呼ばれるエリアの8割以上が集中している御嶽信仰の往時を表す貴重な歴史資産です。
御嶽山四合目付近、白川の支流に懸かる落差6mの「憾𤚥滝(かんまんだき)」は、かつて御嶽信仰における厳しい修行の場であり、現在も山岳信仰の雰囲気を感じられる場所です。

訪問日:2026年5月
御嶽神社天昇殿という神道の施設の前の広いスペースに車を停めて散策しました。
立派な建物ですが、人の気配は全くなくて静かな場所です。
周辺を散策していると石像が並んだ場所に滝の行場入口という石碑がありました。

滝行の修行場だったのですね。
奥へ進んで行くと橋が架けられていて渡っていくと道が不明確になっていきました。

人が通ったと思われる踏み跡を頼りに進んでいくと斜面に簡易的な階段が設置されていました。

整備されていた雰囲気の残る道ですが、一部崩壊しかけていますので、慎重に歩いていきました。

訪れる人が少ないようで、道は草が伸びていて少し歩きにくい場所もありましたが、滝が見えてきました。

石像もあり、信仰の滝であることが分かります。

2段になって流れており、1段目の上部から滝を見ることができました。

大量の水が勢いよく水しぶきを上げて流れていて迫力があります。

滝行をする人は水の流れる勢いがすごいので、大変だったでしょうね。

滝までは10分ほどの道のりですが、道の案内の掲示がなく、不明瞭な道となり、滑りやすい箇所もあるので、トレッキングシューズなどでいく事をおすすめします。