飯田市南信濃和和田地域は、南アルプス、赤石山脈の麓に位置し、古くから「遠山郷」と呼ばれる秘境の集落は、鎌倉時代より800年の歴史を持つと言われる国の重要無形民俗文化財「霜月祭り」は、社殿の中央に大きな湯釜(かまど)を設け、煮えたぎる湯を神々に捧げ、神楽を奉納する伝統が残されています。
遠山郷の北部には、標高800~1000m、最大傾斜約40度の山の斜面に家と畑が並ぶ「下栗の里」は、日本のチロルと呼ばれている山村があり、日本の原風景が残る「天空の秘境」には急峻な地形が生み出す絶景と貴重な山村文化が残されています。
遠山川の支流である柳木瀬沢に懸かる落差20mの「信玄滝」は、武田信玄が遠州攻めの為に立ち寄って不動明王を建立したと伝わり、享保三年(1718年)の遠山地震によって流出してしまいましたが、後に修験者によって現在の不動明王が建立されています。

訪問日:2026年3月
道の駅「遠山郷」から国道418号の道路沿いに工事の詰め所の前に車を停めて滝を探しました。
詰め所の柵の奥に河川が流れていたので、柵を開けて近寄って行きました。
歩いていくと河川が見えて、その奥に滝が見えました。

綺麗に整備された遊歩道はありませんが、通れそうな場所を探して滝に近づいていきました。
えぐられて飛び出してきそうな岩壁とまっすぐに流れ落ちる水の飛沫が素敵です。

道路からすぐ近くにこんなに立派な滝があることに驚きました。

太陽にてらされてきらきらと輝きながら落ちる水しぶきが素敵でした。

この滝の道を挟んだ向かい側には、長山城址があり、この地域を治めていた遠山氏が時折この滝を訪れて身を清めていたとのことです。

滝の上段に滝不動が祀られているとのことで、探して祈願すれば、御利益が授かると言われていますが、私は気づく事ができませんでしたので、行く方は探してみてください。