愛知県東部に位置する新城市(しんしろし)は、約8割が森林という豊かな自然と織田・徳川連合軍と武田軍が戦った長篠・設楽原の戦いがあった場所となり、長篠城址や火縄銃の演武が行われるお祭りなどがある歴史を感じられる地域です。
三河の嵐山と称される「桜淵公園」や1300年の歴史を持つ「湯谷温泉」など観光資源が豊富な地域で、日本最長の断層帯「中央構造線」が市内を南北に縦断し、中央構造線の主断層が見られる「睦平(むつだいら)露頭」のすぐ下流に「不っ田の七滝」があります。
大地の割れ目と水の流れが長い年月をかけて削った渓谷と断層運動によって花崗岩が変化した圧砕岩の断崖を落差約25m、7段になって流れ落ちています。
滝のすぐ手前には「福多大瀧不動(ふくたおおたきふどう)」が祀られており、「福が多く多訪する」という意味の福多が、いつしか「不っ田」という漢字で書かれるようになったことが名前の由来です。

訪問日:2026年3月
国道151号から県道505号に入って少し走らせて行くと滝の看板があり、細い道に入って200mほど進むと民家の奥に滝の駐車場の看板が立てられていました。
私有地の駐車場のようで料金箱が設置されており、駐車料金として100円を支払う仕組みになっていました。
料金をお支払いして案内の方向へ歩いていきます。

遊歩道は整備されてい静寂感がある素敵な雰囲気です。
のぼりが立てられていて、休憩できる東屋もありました。

椅子やテーブルなども置かれているので滝を見ながらゆっくりと自然を満喫できそうです。

7段ある滝とのことですが、遠くから眺めると5段位までしか見えませんでした。

1つの滝は3.4mほどの落差となります。

白い花崗岩の岩壁の断層が割れたような形状をしていて断層には詳しくはありませんが、歴史を感じる岩壁の形です。

静かで深い森の中に佇む凛とした佇まいの滝でした。