標高3067mの霊峰、御嶽山の麓に位置する下呂市小坂町は、約5万4千年前の御嶽山の噴火で流れ出た溶岩がつくり出した巨大な岩壁「巌立(がんだて)」があり、高さ約72m、幅120mに渡って垂直に切り立った柱状節理が特徴です。
日本の滝百選に選出されている「根尾の滝」をはじめ、220ヵ所もの滝がある日本一滝の多い町です。
濁河川の支流、椹谷(さわらだに)に懸かる落差15m、幅5mの「唐谷滝(からたにたき)」は、切り立った柱状節理の岩盤のV字の隙間から一気に激しく噴き出すように流れ落ちています。

訪問日:2026年5月
がんだて公園から河川に沿って林道があり、舗装されていない砂利が敷き詰められた道を走らせること10分程で、駐車場が見えてきました。
4.5台は駐車できるスペースと少し離れた場所にトイレも整備されていました。
案内板に従って階段を下りていくと河川が見えてきて簡易な橋が架けられていました。

橋を渡って右が「あかがねとよ」、左が「唐谷滝」という案内板が立てられています。
左に歩いて行くと滝の流れる激しい音が聞こえてきました。

柱状節理の岩壁の間を勢いよく水が落下していました。
滝に近寄っていくと水の勢いが強いので周囲は水しぶきが舞っていて、体にかかるほどでした。

横筋が入った岩盤と、手前の縦筋の岩盤のコントラストがはっきりしていて、火山由来の荒々しい岩肌が神秘的な雰囲気を漂わせています。

ダイナミックに噴き出して落下する滝の形状と柱状節理の岩壁、澄んだ水の美しさが、他にはない独特の雰囲気を感じる素敵な滝でした。