岩手県、秋田県、宮城県の3県にまたがる栗駒山の中腹、標高1126mに位置する雲上の秘湯「須川高原温泉」は、PH2.2の強酸性となり、毎分6,000リットルという全国屈指の湧出量を誇る白濁の掛け流し温泉です 。
冬季は7mもの雪に閉ざされる山奥にあり、栗駒山登山の登山口にある為、春や秋などは登山客で賑わいます。
平安前期の歴史書「日本三代実録」にも記録が残るほどの古湯であり、古くから奥州三名湯の一つに数えられており、江戸時代からの湯治場風情を残し、大パノラマの露天風呂や名物の「蒸し風呂」があります。

訪問日:2023年8月
一関ICから車を走らせること1時間以上、細い山道を走らせて到着しました。
旅館の前には広い駐車場があり、登山口になっているので秋の紅葉シーズンでもたくさん車が停められそうです。
天気が良い時は鳥海山、月山、蔵王連峰などの眺望も見ることができます。

今回は宿泊で利用しました。
日帰り利用の場合は内湯と露天風呂でそれぞれ別々の受付場所となり、料金も個々別途料金がかかります。
内湯から行ってみます。
脱衣所の前には近くで湧き出している仙人水を飲むことができます。

脱衣所はカゴとなり、ロッカーはありません。

洗い場は9つ程あり、ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
内湯は横に長く10人以上入っても大丈夫なくらい広く、もちろん、源泉かけ流しの温泉です。

お湯は緑がかり、湯花が浮いていてこれぞ温泉という感じです。
強酸性のみょうばんりょくばん泉という泉質でとっても濃い湯であることがわかります。
奥に露天風呂があり、内湯ほど広くはないですが、4人ほどの浴槽です。

旅館の外にある大露天風呂に行ってみます。
露天風呂の入り口の横には温泉が川のように流れていて、足湯の様に遊ぶことができます。
湧き出た温泉が自然のまあ垂れ流されて川になっていて、湯量が半端なく豊富であることがわかります。

大露天風呂の脱衣所は簡素な感じです。

洗い場もあります。
浴槽はプールのように広くて自然を感じられます。
目の前に大日岩があり、宿泊しましたので夜は岩にライトが当たって幻想的な雰囲気で露天風呂を楽しむことができました。
満天の星を見ながらの温泉を楽しめて癒される素敵な時間を過ごせます。

内風呂は他に「霊泉の湯」があり、源泉をそのままの新鮮な湯を楽しむことができます。
源泉そのままですので、お湯は相当熱くて、何度もチャレンジしてみましたが、私は入ることができませんでした。
この湯に入った人が、ピリピリと沁み込んでくるような快感で体がスッキリするのでハマってしまうと言っていました。

ハイキングコースの途中にある「おいらん(蒸し)風呂」です。
受付でゴザを借りて登山道を登っていきます。
地面から湧き出る蒸気の上に寝転んで温まるとお風呂となり、今回は体験しませんでしたが、気持ちよさそうですね。

宿泊しましたので夕食をご紹介します。
豪華と言うほどではないですが、地産のタレで食べ比べできる牛肉がとてもおいしかったです。

施設は古くて傷んでいたりする箇所はあり、強酸性の湯なので管理は大変だと思いますが、大切に管理されていて、いつまでも残しておきたい温泉地だと思いました。
- 日帰り入浴料金:900円(2026年現在)
- 日帰り入浴営業時間:露天風呂 6時~21時 内湯 9時~16時
- 泉質:酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ.Ⅲ)-ナトリウム-塩化物、硫酸塩泉(低張性酸性高温泉)
- ph値:2.2(酸性) ph値とは
- 住所:岩手県一関市厳美町祭畤山国有林46 林班ト