400年以上の歴史がある「葛温泉」は、1596年~1615年飢饉の際に食糧に困った里人が葛の根を採りに山に入って温泉を発見したことから名付けらたと伝わっています。
豊富な湯量とマグネシウムを多く含むことから傷の治癒として江戸時代より湯治場として利用されてきました。
高瀬渓谷のほとりにある自然豊かな温泉地には現在、3軒の湯宿が営業しており、最も上流に位置している「高瀬館」は、1969年(昭和44年)録的な集中豪雨によって葛温泉街がすべて流された後、以前より50mほど高い現在の場所に1951年に移転して営業を再開しました。
間近に迫る北アルプスの山々と高瀬渓谷の自然美を肌で感じられる、開放的な広い露天風呂に異なる2つの源泉が注がれており、湯量が豊富なことから贅沢に完全掛け流しをしています。

訪問日:2026年9月
敷地内に入ると建物の前に広い駐車場がありました。
昔ながらの旅館の雰囲気が漂う建物の中に入っていくとロビーがありました。

浴室は通路を奥まで歩いていくと突き当りにあります。
脱衣所はカゴとなり、棚がたくさんあって広いです。

水飲み機はありません。

洗面台は2つ、ドライヤーは1つありました。
アメニティは綿棒とヘアトリートメントがありました。

洗い場は6つありました。人と人の間に仕切りがないタイプです。
シャワーは手動で止めるタイプとなり、水とお湯の蛇口で温度を自分の好みに調節します。

ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
内風呂2つあり、ひとつの浴槽に湯口がふたつあってお湯がドバドバと注がれています。
大量に流れているので、浴槽は常にお湯がオーバーフローしていて、新鮮な湯が使い放題の状態です。

小さい浴槽は3人くらい、大きな浴槽は5人くらいの大きさです。
浴槽が小さい方が熱い湯になっていました。

露天風呂は横長の岩風呂が1つあり、15人以上は入れる大きな露天風呂です。

石が積み上げられた岩の上から温泉が流れてきています。

屋根があるので、雨や日差しが気になる方でも大丈夫です。
お湯に浸かっていると露天風呂の周りを囲っている木の囲いの屋根にお猿さんが飛び乗ってきました。
すぐにいなくなってしまいましたが、大自然の中なんだなとしみじみ感じました。

露天風呂は内風呂より温度が低くなっていて長く浸かりやすい温度で、薄茶色の湯の花がたくさん浮いていていました。
2種類源泉があるとのことなので、内風呂と泉質が違うのかと思います。

男女別の浴室の他に混浴の野天風呂がありました。
脱衣所も男女兼用な感じとなっています。

洗い場はなく、20人以上は一緒に入れそうな大きさの岩風呂がありました。

浴槽の中央からは噴水のようにお湯が吹き出しています。
大きな露天風呂で、湯量が豊富なのが良くわかります。

サウナはありません。
広い露天風呂で自然に囲まれた中で温泉に浸るのもよいですが、内風呂の小さな浴槽にドバドバと注がれるフレッシュなお湯がとてもよかったです。
掲示されている分析表を確認すると少し消毒をしていると記載されていましたが、消毒の匂いは感じず、気持ちが良い湯でした。
- 日帰り入浴料金:800円(2026年現在)
- 日帰り入浴営業時間:10時~20時
- 泉質:単純温泉(低張性中性高温泉)
- ph値:7.39(中性)ph値とは
- 住所:長野県大町市平高瀬入2118−13