自然湧出量日本一を誇る「草津温泉」は、日本三名泉のひとつであり、圧倒的な湯量と高い殺菌力を持つ強酸性の泉質が特徴です。
草津のシンボル「湯畑(ゆばたけ)」は、1975年に芸術家・岡本太郎がデザインを手掛け、温泉街を歩いて周遊できる革新的な設計により、今も多くの人が温泉情緒を楽しめる唯一無二の観光地となっています。
熱い源泉を板でかき混ぜて冷ます伝統の「湯もみ」を見学できるショーをはじめ、地元の人々に古くから親しまれてきた共同浴場など、数多くの魅力にあふれた温泉街です。
商店や旅館が建ち並ぶ西の河原通りのすぐ裏手にある「凪乃湯(なぎのゆ)」は、昔は独自の「凪の湯源泉」を使用していましたが、時代の経過とともに湧出量が減少しため、他の共同浴場では利用されていない「西の河原源泉」使用した貴重な共同浴場です。

訪問日:2026年5月
湯畑から路地に入って西の河原公園へ向かう通りを歩いていると、商店や旅館が建ち並んで賑やかな通りです。
お店の裏手にひっそりと共同浴場がありました。
現在の木造の湯小屋は、1986年(昭和61年)に建て替えられたものとのことで、入口からは階段を下って地下に扉がありました。
観光客の利用は不可と掲示がされていなかったので、マナーを守って利用すれば観光客も入浴できると思います。

脱衣所は棚です。
洗面台がありませんので、ドライヤーなどのアメニティもありません。
水飲み機はありません。
浴室に洗い場はないので桶で浴槽の湯をすくって体を流して入ります。

内風呂が1つあり、2人位の大きさの小さな浴槽です。
西の河原源泉100%のお湯かと思っていましたが、成分分析表を見ると、凪の湯源泉との混合泉と記載されていました。
凪の湯源泉が枯渇したため、西の河原源泉に全面切り替えされたと思っていたのですが、復活しているようです。
凪の湯源泉は、荒ぶる熱湯を「凪(波が穏やかになること)」のように心地よい適温に落ち着くようにと願いを込めて名付けられています。

西の河原源泉も数軒の旅館しか供給していませんので、貴重な湯です。
源泉そのままの温度で小さい浴槽に注がれているので、湯船の温度がものすごく熱いです。
源泉そのままを味わいたいですが、熱すぎて難関かと思います。
体にかけ湯だけして楽しみました。
草津の共同浴場の一覧や場所を確認できます。
- 日帰り入浴料金:無料(2026年現在)
- 日帰り入浴営業時間:24時間
- 泉質:酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
- ph値:9.27(アルカリ性)ph値とは
- 住所:群馬県吾妻郡草津町草津乙496
