下高井郡山ノ内町にある「湯田中渋温泉郷(ゆだなかしぶおんせんきょう)」は、古くから「湯田中渋温泉郷9湯」として知られる、歴史ある温泉街の集まりです。
湯田中(ゆだなか)温泉、新湯田中(しんゆだなか)温泉、星川(ほしかわ)温泉、穂波(ほなみ)温泉、安代(あんだい)温泉、渋(しぶ)温泉、角間(かくま)温泉、上林(かんばやし)温泉、地獄谷(じごくだに)温泉と、エリアごとに大きく雰囲気が異なり、驚異的な湯量を誇っており、すべての旅館・公衆浴場が100%天然温泉の源泉かけ流しを行っています。
横湯川べりのあちこちで、地獄の底から吹き上げる噴泉の音が鳴り響いていたことから名付けられた「地獄谷温泉」は、江戸末期1864年に初代当主竹節万蔵が現在の後楽館を始めた頃は、地獄谷の噴泉は数多くありましたが、自然に噴泉の数が減って現在は1つとなっています。
世界で最初に猿が温泉に入った風呂である「地獄谷温泉後楽館」は、人里から2kmほど離れた歩かないと辿り着けない渓流沿いの1日4組の宿泊限定の秘湯の一軒宿です。

訪問日:2025年2月
上林温泉街にある駐車場は満杯であったため、少し遠い臨時駐車場に駐車して猿公苑を目指します。
夏は徒歩10分ほどの近い場所に車を駐車することが可能ですが、温泉に入る猿を見る事ができる冬は25分程歩いていきます。
遊歩道は整備された平坦な道ですので、雪や凍っている箇所に気を付けて歩けば問題ありません。

散策路から後楽館の露天風呂が見えてきました。
観光客から露天風呂は丸見えの為、女性の入浴はハードルが高いですが、湯あみ着用で入浴することができます。

現在、唯一ある噴気孔の周りにが氷瀑ができていました。

露天風呂の前に、お猿さんが温泉に入っているのを見れる野猿公苑に行ってみます。
気持ちよさそうに温泉に入っているお猿さんがかわいくてずーと見ていられます。

お猿さんに満足したところで後楽館に行ってみます。
建物の下をくぐって玄関に行くと男性がでてきました。

入浴料は少し高めの設定です。
靴を脱いで奥の通路を進んでいくと、階段を下ってすぐ男女別の内湯の浴室がありました。

脱衣所は棚だけ設置された簡易な感じです。
洗面台やドライヤーはありませんでした。

浴室内は洗い場やシャワーはありませんでした。
ボディーソープとリンスインシャンプーはありましたので湯船のお湯を桶ですくって洗う方式となるようです。

お湯はぬるっと良いお湯です。
内湯は男女ともに作りは一緒で広さも同じくらいでした。
露天風呂に行ってみます。

横長の浴槽の端にお猿さんがいます。
入浴しているお猿さんはいませんが、近寄っても全く逃げることはありませんでした。

観光客から丸見えですので、入浴はせずに足湯で楽しみました。

寒いので、足湯で足元から温まりながらお猿さんを観察してのんびりとくつろぐことができました。

途中から外人さんが入浴してきてお猿さんと一緒に写真を撮っていたりと楽しんでいました。

温泉に入りながらお猿さん観察ができるとてもユニークな温泉でいやされました。
入浴料金は高いですが、アミューズメント感覚の温泉と思うと楽しいと思います。
- 日帰り入浴料金:1500円(2026年現在)
- 日帰り入浴営業時間:12時~16時
- 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性中性高温泉)
- ph値:7.0(中性)ph値とは
- 住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏6818