八ヶ岳の麓、標高約1870mに位置する「唐沢鉱泉」は、敷地の一角から毎分約600Lの豊富な湯量が自然湧出しており、シュワシュワとした炭酸の泡がまとわりつく、珍しい泉質の二酸化炭素冷鉱泉です。
400年程前、武田信玄の時代から将兵の療養として使われたと伝わる秘湯は、1970年代の前半頃、火災によって木造の山小屋が全焼してしまいましたが、1975年(昭和50年)に復活しました。
伝統を守りつつも快適な山小屋・旅館として新築され、浴室はダイナミックな巨石や総古代杉・ヒバの湯船が施され、登山客や湯治客に親しまれています。

訪問日:2026年5月
別荘地を通り抜けた後から車道は砂利の道となり、4キロほどダートを走らせていきます。
天狗岳や黒百合平方面への登山道入り口にあり、施設の前には駐車場がたくさん完備されていました。
木造のモダンな外観の建物はおしゃれな雰囲気で、館内に入っていくと、はく製のオブジェが飾られていて、昭和レトロな雰囲気が混在していました。

脱衣所はカゴです。
水飲み機はありません。

洗面台は2つ、ドライヤーは2つありました。
化粧水などのアメニティはありません。

洗い場は3つありました。人と人の間に仕切りがないタイプです。
シャワーは手動で止めるタイプです。
ボディーソープとリンス、シャンプーが備え付けられており、日本秘湯を守る会限定のものでした。

内風呂が2つあり、小さな浴槽は2人位の大きさで熱湯です。
4人位の大きさの浴槽はぬる湯でした。
浴槽の周りは巨石に囲われていて岩に苔が張り付いていて自然の中で入浴している気分になります。

木の温もりを感じる室内と杉を使った浴槽が風情があって落ち着く浴室です。
3m近い巨岩の上から冷たい源泉が落ちてくる打たせ湯がありました。
露天風呂やサウナはありません。
泡がまとわりつくとのことですが、温泉が加温されているので、シュワシュワとはならなかったです。
加温せずに源泉そのままだと泡がまとわりつくのかと思います。
温泉が流れてくる湯口は見当たらず、浴槽内で冷たい水が噴き出してくる箇所があったので、浴槽内で加温していると思います。
お湯は浴槽からオーバーフローしていたので循環ではない気がします。

2つの浴槽の間に冷鉱泉が流れていたので、舐めてみると少し苦い味がしました。
八ヶ岳の自然を感じられる秘湯の温泉と言う雰囲気が良かったです。
- 日帰り入浴料金:1100円(2026年現在)
- 日帰り入浴営業時間:10時~15時半
- 泉質:単純二酸化炭素冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)
- ph値:3.96(弱酸性)ph値とは
- 住所:長野県茅野市湖東4734−132