長野県佐久市と群馬県下仁田町の県境にまたがる標高1423mの「荒船山」は、荒波の中を進む船のように見えることから名前が付けられたと言われており、日本二百名山に選定されています。
幅約400m、長さ約2km、落差200mほどの垂直な絶壁「艫岩(ともいわ)」の特異な山頂部の地形は、硬質の安山岩溶岩が浸食に耐えて残ったものとなり、メサ状の台地、またはテーブルマウンテンに分類されます。
荒船山の中腹、標高1100mほどの場所にある「相沢奥壁(相沢大氷柱)」は、落差約50m〜60mの絶壁となり、普段は流れる水の量が少ない為に滝ではありませんが、厳冬期になると絶壁に大氷柱を形成し、アイスクライミングの聖地として有名な場所です。

訪問日:2026年3月
内山峠登山口に到着すると3.4台駐車できるスペースがありました。
駐車スペースのみでトイレはありませんので、事前にどこかで済ましておいた方がいいです。
氷瀑までの道のりは片道で1時間半、約2.5km~3kmほどの登山道となりますので、滑らない靴で訪問することをおすすめします。
道は岩やよじ登るような箇所はない緩やかな坂道を登っていきました。

登山道の各所に案内の掲示もされているので迷うことはないかと思います。
分岐点から少し雪が残っていましたが、トレッキングシューズで大丈夫な程度でした。

更に登っていくと目の前に大きな氷柱が見えてきました。
高くまでそびえる絶壁に大きな氷柱が張り付いています。

2月は暖かい日が多かったので、溶けてしまっているのではないかと思っていましたが、絶壁の上から下までつながっている氷瀑を見ることができました。
写真で見るより実物は落差があり、氷瀑のすぐ近くに近寄ることがでるので迫力を近くで味わえます。

厳冬期はもっと大きく成長していたかと思いますが、この大きさでも迫力あります。

クライミングの人が氷瀑に登るので氷瀑に汚れが残ってしまっているのは少し残念ですが、部分的にブルーに輝く氷柱が素敵でした。

厳冬期に巨大に成長した氷瀑が見たいので、チャンスを見つけてまた来たいと思いました。