飛騨山脈の自然に囲まれた高山市丹生川地域は、2億5000万年以上前の古生代ペルム紀に浅い海で堆積した砂や泥が固まってできた飛騨外縁帯構成岩類の「森部層」と呼ばれる地層が地表に表れている場所です。
森部層の上に中生代白亜紀後期の約7000万年前頃に火山活動によってできた宮谷川層の溶岩が重なり侵食によって壁面が内側に大きくえぐられて舟の形に似ていることから「岩舟の滝」と名付けられました。
荒城川沿いにある諏訪神社とその隣の岩舟公園内にあり、岩壁の上部が大きく前にせり出した滝の落差は20mほど、不動明王が祀られた修行場であり滝壺には滝行がでいる台座が設置されています。

訪問日:2026年2月
岩船公園の前には広い駐車場がありました。
ここから遊歩道を歩いていくとキャンプ場の様な場所を横目に見ながら林道を登っていきます。
200mほど登っていくと、えぐられた岩壁が見えてきました。

滝の前には神社も建てられていて神聖な雰囲気を感じます。

滑らかに削られた岩壁の迫力がすごいです。

水の量は少なくてさらさらと水が落ちています。
滝壺に滝行の台座が設置されていて、階段になっていて滝の落下場所まで行く事ができます。

台座の上には少しだけ氷瀑ができていました。
もう少し大きな氷瀑を期待しましたが、暖かい日が続いたので溶けてしまったのではなかと思われます。

大きく岩壁が窪んでいて、裏側を見る事ができるので、岩壁をいろいろな角度から眺めることができました。
溶岩が乗り上げている造形が素敵で、見上げながら迫力に圧倒されました。

何億年にもなって積み重なった地層の神秘的な光景でした。

水量も少ないので夏に台座に乗って滝行をするのも楽しそうですね。