長野県と山梨県の県境にそびえる山の総称である「八ヶ岳」は、南北に約30kmに渡って峰を連ね、北から蓼科山、夏沢峠を境に原生林や池沼が神秘的な雰囲気を漂わせる北八ヶ岳、標高3000m級の鋭い岩峰が続く南八ヶ岳と異なる顔を持っている山です。
標高2150mに位置する「本沢温泉」は、天狗岳や硫黄岳への登山ルート上にあり、日本最高所の「野天風呂」がある登山者や温泉愛好家に親しまれている通年営業の秘湯です。

訪問日:2026年5月
本沢温泉までは公共交通機関で行く場合はJR小海線小海駅から小海町営バスに乗って、35分ほどで稲子湯バス停で降車して、歩いていくルートが一番近いです。
車の場合は稲子湯旅館の入口にある有料駐車場か、みどり池駐車場に駐車します。
稲子湯唐沢橋登山口(みどり池入口)から片道5.5km~6kmほどの距離となり、約3時間ほど歩くと到着します。
本沢温泉の紹介をしたいと思います。
受付・売店
Web予約はないので、TELでの予約となります。
公式Webサイトに予約状況が載ってないので、空室の状況が分からないですが、TELすると本館、別館と部屋を選べて、一人でも個室の予約ができました。
受付にはTシャツなどのお土産グッツや飲み物、ビール、軽食なども購入ができます。

寝室
相部屋の部屋は二段ベッドになっています。

受付から2階に上がると本館の個室の部屋が並んでいます。
角部屋は窓がある明るい部屋です。

個室は2名~6名までの個室が揃っていました。

洗面台
本館と新館の間に洗面台があり、水が豊富のようで流れっぱなしになっていました。
洗面所の水は飲料水として使用できます。
歯磨き粉禁止という張り紙はなかったので、使用してよいのかと思います。

トイレ
本館と新館の間の洗面台の隣にトイレがあります。
水洗のトイレは匂いも気にならなくて綺麗です。
使用したペーパーはBOXに投函する方式です。

談話室
夜間はランプの灯りが灯る談話室です。
ストーブもあるので、寒い時期でも暖かいと思います。

浴室
内湯の「こけももの湯」は本館を新館の間の階段を下った奥にありました。
24時間入浴可能ですが20時に消灯となりますので、入浴をしたい方はヘッドライトを付けて入浴となります。
宿泊者はチェックアウトの8時まで入浴できます。
脱衣所は棚です。

脱衣所内には洗面台やドライヤーはありません。
脱衣所内は広いので湯上りにゆっくりできます。

内風呂が1つあります。
浴室にシャワーなどの洗い場はありませんので桶で湯船のお湯を汲んで体を流します。
石鹸やシャンプーなどもありませんので、お湯で体を流すのみとなります。

茶褐色の湯は美肌効果がある「炭酸水素塩泉」の泉質となり、成分が濃くて少しピリピリする肌触りです。

浴槽の底には湯の花が沈殿していました。
加温・加水なしの湧き出したままの100%源泉かけ流しです。

野天風呂
宿から徒歩約6分、登山道を登っていって、河川方向に分岐した場所にあります。
日本で最も標高の高い場所にある野天風呂は「雲上の湯」と呼ばれていて、硫黄岳のダイナミックな景色を眺めながら入浴ができます。

内風呂とは違う泉質となり、ブルーの白濁のお湯は強酸性の「硫黄泉」です。

さえぎるものがない場所に浴槽があり、更衣室などさえぎるものはないので、女性は少しハードルが高いお風呂になります。
あたりは硫黄の匂いが漂っていました。
源泉そのままの温泉が浴槽に注がれているので、温度が熱いですが、しっとりした滑らかな肌触りの良湯です。

冬季限定で使用する湯屋が宿の外に別棟として建てられています。

冬の間は源泉が湧き出しているすぐ近くにあるこちらの湯小屋を使っており、凍てつく冬でも温かく入浴できるようにしているとのことです。
春に訪問したので、閉まっていましたが、中を覗いてみました。
一人用の小さな浴槽が二つ並んでいました。

食堂
座敷に他にテーブル席もありました。

夕食
夕食時間は17時半です。
好きな具材のおでんを自分でよそって頂きます。

おでんの他にも豚肉の炒め物もありました。

朝食時間は6時半スタートです。
充電
寝室にコンセントはありませんので、充電スポットで充電となります。
有料となり、1時間100円です。

テント
宿から少し下った木々に囲まれたエリアにテントスペースがあります。
女性専用のテントエリアもありますので、女性も安心です。
- 営業期間:通年営業
- 収容人数:100人 テント場 40人
- 宿泊予約: 電話のみ
- 宿泊料金:以下、公式サイトを参照
- 公式サイト:https://www.yatsu-honzawaonsen.com/